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9月入学のメリット・デメリット!賛成・反対の意見を紹介!

2020/06/09
 
入学式
この記事を書いている人 - WRITER -
パソコンと旅行が好きな人間です。風景動画をとるのも好きです。 ブログ名には「さる」がついていますが、一応、人間のつもりです。 小さいころから「さる」と言われてきたので、さるでも生きていけそうなきはしてますが。楽しいことをさがすのが好きなのでこのブログを立ち上げました。芸能ネタや時事ネタを中心に頑張っていこうと思いますので応援、宜しくお願いします。

新型コロナウイルスの影響で、臨時休校が長引いています。

 

相次ぐ休校の延長で、子供たちの学力低下や、学校に行けない精神的なストレスについて心配な親御さんも多いと思います。

 

そしてなにより、子供たち本人が一番大変でしょうし、相当疲れきっているのではないでしょうか?

 

この先も休校の延長がありそうなので、いつになったら学校へ行けるようになるか分かりません。

 

 そんな中「入学・始業を9月にずらす」という考えが、にわかに出てきています。 

 

全国の17県知事が行った緊急ウェブ会議で、学校の入学や始業を9月にするという案が浮上しました。

 

学ぶ機会の格差、地域格差を埋めようという提案で、全国知事会を通じて国へ9月始業の導入を求めるといいます。

 

東京都の小池百合子知事は「教育システム、社会システムを変えるきっかけにすべきだ」と述べ、移行に積極的な姿勢を示しています。

 

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9月入学(始まり)になった場合のメリット・デメリット

 

9月入学(始まり)になった場合のメリットとデメリットを考えておきましょう。

 

確かに9月入学を行うには、今のタイミングなら声を上げやすいとは思います。

 

もし、コロナウイルスの感染問題がなければ、このような話は降ってこないでしょう。

 

9月入学をするにしても、どさくさにまぎれてするのではなく、時間をかけてじっくり議論すべきだと言う意見も。

 

いうのは簡単だけど、教育システム全体に及ぶため、実現は容易でないと思います。

 

 9月入学・新学期に向けて、政府は具体的な作業に入ったということです。(5月1日時点) 

 来年秋からの制度化を想定。杉田和博官房副長官が関係府省の事務次官を首相官邸に呼び、導入に向けた論点整理を急ぐよう指示した。大型連休明けから検討を本格化させる。

新型コロナウイルスに関する緊急事態宣言の延長期間が5月末までで終了すれば、検討結果を踏まえ、安倍晋三首相が6月上旬にも方向性を打ち出すことも検討している。

引用:時事通信

 

メリット

 

ネットとかで調べるとメリットについては、これぐらいかなと思います。

 

大人からすれば、9月入学にすることで、海外の学校と足並みを揃えることができるという、グローバル化が最大の目的のような気がしてきてしまった。

 

(1)子どもの健康と安全を守る
新型コロナウイルスの感染対策を9月入学までできる。

 

(2)休校による勉強の遅れをリセットできる
今回の事態で、本来4月から学ぶべき内容が十分学習できていない。
9月から、改めて最初からしっかり学ぶことができ、遅れを補うことができる。 8月末まで休校にすることで、9月から全国一律で平等な教育を受けられる可能性が高い。

 

(3)海外の学校と足並みを揃えることができる
海外では秋入学制度の学校が多い。
日本も同様になれば海外の学校への接続がしやすくなり、留学などグローバルな学びが充実できる可能性がある。

 

(4)入試の混乱も避けられる
4月入学の場合、入試はインフルエンザが流行して受験生が体調を崩したり、積雪で交通機関が乱れたりしやすい季節に行われる。
9月入学に移行した場合、入試は6月頃に行われるとみられ入試への準備期間が確保される。

 

(5)かけがえのない青春を取り返すことができる

 

デメリット

 

メリットがあれば、デメリットもあります。

 

むしろデメリットについては、考えれば次から次へとどんどん出てきそうなのですが。

 

(1)入試時期が変わる
7月や8月など夏の時期に、高校入試や大学入試を行う必要があるが対応できるのか。
すでに通常どおりの入試スケジュールで、受験の準備を進めている生徒や学校などは混乱が予測される。

 

(2)家庭の負担が増える
学生は社会人になるのが半年遅くなる。
家庭では子どもを扶養する期間が長くなり、その分負担が大きくなる。

 

(3)企業の春の採用時期の見直し
企業も一括した春の採用時期を見直さなければならない。
学生が9月入学となれば、卒業は7月前後となる。
企業の新入社員は来年4月から数か月間いなくなる。(新入社員ゼロ)

 

(4)幼稚園・保育園との接続は
幼稚園・保育園の入園・卒園も半年ずらすのか考えなければならない。
今よりも小学校入学までの半年分、子どもを預かる体制や予算を確保しなければならない。

 

(5)切れ目ない教育が可能か
今の教育は、幼稚園から大学まで、ギャップが生じないよう、切れ目のない仕組みになっている。
1つ変えようとすると、すべての学校、教育段階に影響が出る。変更は容易ではないと思う。

 

(6)生徒の学年の分け方が変わる
生徒の誕生月を9月からにすると、現在の学年を分けることとなる。
これまで同期だった生徒の学年が、2つに分かれることになる。

 

待機児童の急増
小学校の入学が後ろ倒しとなることで、来年小学校に入学予定の年長の児童、およそ100万人が5カ月間、幼稚園か保育園に通い続けなければいけない。これに伴い、新たな幼児の受入れは難しくなり、その分の待機児童が増加し、その間シングルや共働きの家庭は立ち行かなくなる。

 

学校年間計画見直し
学校現場は行事の時期や授業計画など大幅な見直しが求められる。
また、国や自治体では9月までに、以下の課題をクリアする必要がある。
1)法律の改正(学校教育法など)
2)追加で発生する約半年分の学費や生活費などの家庭・学生への補償
3)各自治体の条例・規則・通達の変更やシステムの改定
4)会計年度を見直さない場合、国や自治体で予算・会計年度とズレが生じる。

 

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世界の入学(始まり)・新学期はどうなの?

桜

 

世界の入学(始まり)・新学期はどうなっているのでしょうか?

 

国ごとに違っていたり、同じ国でも州によっても異なるところもあるようですね。

 

海外では秋入学が主流となっています。

 

米国の一部の州や英国、フランスなどの欧州各国、中国が9月入学をしています。

 

日本のような4月入学は少ないですね。

 

各国の学校年度が始まる時期
シンガポール・・・・・1月
オーストラリア・・・・・1月末~2月初め
ニュージーランド・・・・・1月末~2月初め
韓国・・・・・3月
日本・・・・・4月
インド・・・・・4月
タイ・・・・・5月
フィリピン・・・・・6月
ドイツ・・・・・8月
アメリカ・・・・・9月
カナダ・・・・・9月
イギリス・・・・・9月
フランス・・・・・9月
ベルギー・・・・・9月
トルコ・・・・・9月
モンゴル・・・・・9月
ロシア・・・・・9月
中国・・・・・9月

 

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4月始まりになった理由

 

そもそも、なぜ今の日本は、4月入学(始まり)なのでしょうか?

 

それには、過去の歴史が関係しているようなのです。

 

江戸時代、寺子屋(町人など)、私塾、藩校(藩の子弟)などでは、入学時期を定めず、いつでも入学ができていました。

 

それが、明治時代になると西洋教育が取り入れられ、高等学校では9月入学が主流となりました。

 

1886年(明治19年)、国の会計年度を4月からに切り替えたことなどから、大正時代にかけて4月入学に移行していきました。

 

学校運営に必要なお金は政府から調達していたため、国の会計年度の4月に合わせないと不便だという理由です。

 

一度は、9月入学になっていたんですね。

 

そのまま9月だったら、世界標準だったのにもったいないことをしましたね!

 

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9月入学(始まり)になった場合の賛成・反対意見

 

賛成

 

賛成の人でも、入学式、卒業式の桜の思い出だけは、さみしいですよね。

 

 

反対

 

学生は、反対しているほうが多いんじゃないのかな!

 

 

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まとめ

 

9月入学になった場合のメリット・デメリットについてみてきました。

 

9月入学についての賛成意見、反対意見もいろいろありましたね。

 

一番大切なのは『子どもの健康と安全を守る』ことだと思います。

 

次に子供たちが、自分の力で生きていく為の教養ですよね。

 

その教養の為の『教育体制』がくずれかけているのだから大変です。

 

コロナウイルス感染拡大で、9月入学が現実味を帯びてきています。

 

 結局、大変なのは子供たちですから、少しでも子供たちの為になるような体制にして頂きたいものだと思います。 

 

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